初心者のための「まとめ記事」の作り方
まとめ記事とは
記事郡とは複数の記事で1つの悩み事を解決するコンテンツの構成の仕方のことです。
この記事郡のメインとなる1記事を「まとめ記事」といいます。
まとめ記事はいわば記事郡の中の母艦です。
まとめ記事のイメージを図示すると下図のようになります。
上図からも分かるとおり、記事郡は1つの「まとめ記事」と、いくつかの「詳細記事」から構成されています。
当然、「まとめ記事」と「詳細記事」は互いに行き来できるように相互にリンクを貼ります。
まとめ記事が必要な理由
まとめ記事がブログ運営をする上でどうしても必要な理由は1記事で読者の悩みを解決しようとすると、長文になりすぎてしまうからです。
例えばSEOでは「質の高い記事を書くこと」が何よりも大切ですよね?
そこで、例えば「質の高いブログ記事の書き方」というコンテンツを1記事で実現しようとすると、どんなに少なく見積もっても、2万~3万文字は必要です。
下手したら10万文字くらい必要かもしれませんね。
こうした長すぎる文章は読者への負担が大きすぎます。
ブログ記事は最後まで読まれないと意味がないです。
最初の3行しか読まれない記事が読者に価値を提供できるわけがないですよね。
そのため1記事に伝えたいことを全部つめこむのは、多くの場合、現実的ではないのです。
1記事の文字数の目安
筆者の経験では1記事あたりの文字数の限界はだいたい7000文字くらいです。
もちろん例外もあって、どうしても2万~3万文字くらいになってしまうケースもあるので、「7000文字」は、あくまで1つの目安です。
このような理由から、数万文字といった長過ぎる記事を、いくつかの記事に分割するわけです。
その結果、生まれるのが「まとめ記事を中心とする記事郡」です。
具体的なまとめ記事の作り方
まとめ記事が先か詳細記事が先か!?
これは筆者個人の見解ではありますが、
「詳細記事を何個か作る」→「まとめ記事化」
よりも、
「まとめ記事を作る」→「一部を詳細記事として独立させる」
という手順の方が圧倒的に優れています。
その理由は以下の通りです。
- まとめ記事が単なるリンク集になってしまわない
- 記事郡の構成プランを練りやすい
- 読者に喜ばれるような最適な記事分割ができる
まとめ記事主導で記事郡を構築する手順
というわけで、筆者としては、以下の手順でまとめ記事を作ることを強くおすすめします。
- 1記事に伝えるべきことを全部書く←ココが超重要ポイント!
- 数万文字の「長すぎる1記事」が出来上がる←おおよそ2万文字~10万文字の間
- この「長すぎる1記事」のどの部分は別記事にした方が良く、どの部分はそのまま残した方がユーザーは喜ぶのか?を徹底的に考え抜く
- 1つの「まとめ記事」と、いくつかの「詳細記事」からなる記事郡のできあがり!
とにかく、最初に読者の悩みを解決するために必要な知識・情報の全てを1記事に集約して、数万文字のめっちゃ長い1記事を作り、それをうまく分割して、記事郡に仕立て上げていくイメージです。
例えば、「①1記事に伝えるべきことを全部書く」の時点で、この記事が25000文字になったとします。
この記事の中から5000文字くらいのトピックを3つほど選んで、それぞれ別記事に分割します。すると、最初の1記事は、1万文字程度の「まとめ記事」になり、これに加えて、3記事の「詳細記事」が生まれるイメージです。
すると全部で4記事の記事郡が出来上がりますね。
このように、
「まとめ記事を作る」→「一部を詳細記事として独立させる」
というやり方を強くおすすめします!
この記事が、まとめ記事作成の際の参考になれば幸いです。
コメント