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プロに学ぶ文章の書き方のコツ10選|ビジネスからブログまで | 日本史まとめ&問題集・歴スタ!

プロに学ぶ文章の書き方のコツ10選|ビジネスからブログまで

ブログ運営論

早速だが、次のような悩みを抱えていないだろうか?

  • わりやすく書くって難しい!
  • 伝わる文章が書きたい!

どうか安心してほしい。

この記事を読めば、たちどころに「伝わる文章」の書き方がわかる。

今まで書いた文章が、伝わらないものだとしたら、ただ単に「ちょっとしたコツ」を身に付けていなかっただけなのだ。

「もっと早くこの記事に出会えていたら良かったのに…」

早く読まなかったことを、後悔してしまうほど、使える技術を全て詰め込んだ!

「話し言葉」であれば、身振り手振り、表情、声のトーンなどいろいろな伝達手段があるし、疑問があればその場で質問を受けることもできる。

一方「書き言葉」では言葉だけが唯一の武器だ。

話し言葉を「戦車」だとすれば、書き言葉は「ナイフ1本」で戦うようなもの。

だからこそ、文章の書き方を学ぶ必要がある。

今回お伝えする10のコツは、誰でも今日から簡単に活用できるものばかりだ。

それでいて効果絶大!

是非、この記事を活用して、わかりやすく書く技術を身に付けてほしい。

この記事の内容
  • PREP法で、説得力のある文章を書く
  • やさしい言葉で、共感される文章を書く
  • 漢字とひらがなのバランスを大事にする
  • 良い具体例を選ぶ
  • 一文一意、一文80文字以内
  • 語尾にバリエーションをつける
  • 「こそあど言葉」の多用を避ける
  • 主要キーワードの一覧表を準備してから書く
  • より多くの情報を、より少ない文章量で伝える

伝わる文章とは

伝わる文章を書くには、次の3つの障害を徹底的に取り除く

  • イメージできない(難しい)
  • 納得できない(そうとは思えない)
  • 関係ない(論点がブレている、余計だ)

この記事では「3つの障害」を取り除き、パっと見でスッと心にはいってくる、伝わる文章の書き方を紹介していく。

①PREP法、使い方のコツ

PREP(プレップ)で書く

シンプルな文章の型を身につけるだけで、驚くほど簡単に、作文をすることができるようになる。

PREP法(プレップ法)は強力な文章構成の型であり、「結論→理由→具体例→結論」の順序で書く方法だ。

結論ではじまり、理由と具体例で読み手を説得し「まとめ」としてもう一度、結論を書く。

PREP法は文章を書くうえで、最良と考えられている構成法(情報を伝える順序)の1つである。PREP法で書くと次のようなメリットがある。

  • 必ず「結論」から書き始めるので、意図が伝わりやすい
  • 必ず「理由」と「具体例」を示すので、説得力がある
  • 型にそって書けばいいので、書くスピードが速くなる

PREP法を図解してみよう。

prep

早速だが、具体例を確認しておこう。

【結論(Point)】

読書は私たちを、おおいに助ける。

【理由(Reason)】

なぜなら、個人の経験には、限界があるからだ。

【具体例(Example)】

たとえば、心理学の本を1冊とっても、 何百年という研究の成果が詰まっている。

【結論(Point)】

読書ほど役立つものはない。

「結論→理由→具体例→結論」の順序で書く方法が理解できたはずだ。

今度は理由や具体例に「厚み」をつくって、説得力を強化している。さらに理解を深めるために、もう1つだけ例文をチェックしよう!

【結論(Point)】

カフェインの入った飲み物は、人気だ。

【理由(Reason)】

なぜなら、疲労感が和らぐからだ。さらに眠気がとれ、集中力も高まる。

【具体例(Example)】

たとえばコーヒーやコーラ、各種エナジードリンクは、よく売れている。

【結論(Point)】

売れ筋商品には、カフェイン飲料が多い。

上記の例文では、理由と具体例の数を増やして、説得力を強化している。

3つの理由
  • 疲労感が和らぐ
  • 眠気がとれる
  • 集中力が高まる
3つの具体例
  • コーヒー
  • コーラ
  • 各種エナジードリンク

PREP法で書くときは、理由や具体例を増やすことで、説得力を高めることができる。

PREP法を使うだけで、文章の説得力は倍増する。わかりやすい文章の書き方として是非、押さえておきたいコツだ。

②やさしい言葉を選ぶコツ

やさしい言葉を選ぶ

たった1つの難しい英単語のせいで、英文の意味がわからなかった記憶はないだろうか?

同じように、たった1つの難しい言葉が、あなたの書く文章を伝わらないものにしてしまう。

一方、意識してやさしい言葉を選ぶだけで、一気に読みやすい文章になる。「やさしい」の基準は小中学生ににも理解できるかどうかだ。

やさしい言葉が大事な理由は3つある。

  • わかりやすい
  • 親近感がある
  • 共感されやすい

上記の3つの理由により、やさしい言葉を使うと「パッと見てスッと心にはいってくる」文章を書くことができる。

早速、良い例文と悪い例文を、比較してみよう。

【悪い例文】

ダイエットの挫折を防止する方法

【良い例文】

ダイエットを続けるコツ

良い例文の方が、パッと見てスッと心にはいってくる感じがしないだろうか?悪い例文は漢字が多すぎて、頭では理解できるが心には響かない。

もう1つ例文を確認してみよう。

【悪い例文】

考えを言語化する

【良い例文】

頭の中のモヤモヤを言葉に落とし込む

パッと見てスッとはいってくるのは、良い例文の方だ。たしかに「言語化」は、そこまで難しい言葉ではないかもしれないが、どうにも固い印象がぬぐえない。良い例文のように、やさしい言葉で書いた方が、断然、心に響く。

しつこいようだが、理解を深めるために、最後にもう1つだけ例文を確認しておこう。

【悪い例】

意見を簡潔に述べる。

【良い例】

意見を短い言葉にまとめる。

「簡潔に述べる」よりも「短い言葉にまとめる」の方が、パッと見てスッと心にはいってくる。

やさしい言葉で頭ではなくに響く文章を書こう。

③漢字をひらくコツ

少なくとも「薔薇」と書くよりも「ばら」と書いた方が、パッと見てスッと心にはいってくる。「薔薇→ばら」のように、漢字をあえて「ひらがな」で表記することを「漢字をひらく」という。

つまり、全体を見て、漢字ひらがなバランスを整えると、読みやすい文章を書くことができる。

早速、例文で、漢字とひらがなのバランスの良し悪しを確認してみよう。

【悪い例】

犬が可愛い。

【良い例】

犬がかわいい。

「犬が可愛い」と書いてはいけない、わけではない。しかし、伝わる文章の書き方のコツとしては、漢字の多用は避けて「犬がかわいい」と書くべきだ。「犬がかわいい」の方が、パッと見てスッと心にはいってくる文なのだ。

漢字は太字だ。強い意味をもつ。漢字を多用すると、固い文章になってしまい、伝わるものも伝わらなくなる。

一方、ひらがなは意味のインパクトは弱いが、やわらかい。もちろん「いぬがかわいい」と、ひらがなを使いすぎても伝わらない文章になってしまう。

伝わる文章を書くには、漢字とひらがなのバランスが大事なのだ。

④読み手に伝わる具体例を選ぶコツ

「節約のテクニック」と聞くよりも、「コンビニの利用を控える」のように、具体例を目にしたときの方がグッとこないだろうか?具体例は、読み手の心を動かす超重要パートだ。

ここでは、読み手に伝わる具体例を選ぶ2つのコツを紹介したい。

1.ちょっと意外な具体例を選ぶ

読み手に伝わる具体例を選ぶには「ちょっとした意外性」を、うまく活用する。

早速、例文を確認してみよう。

【悪い例】※太字は具体例

趣味は人生を豊かにする。読書音楽映画を趣味にしてはどうか?

【良い例】※太字は具体例

趣味は人生を豊かにする。占い筋トレ日記を趣味にしてはどうか?

「読書や音楽、映画」では、ありきたりすぎて、つまらない。一方「占いや筋トレ、日記」だと「なるほど~!」とグッとくる。

試しに、もう1つ例文をチェックしてみよう。

【悪い例】※太字は具体例

恋愛には、いろいろなテクニックがある。中でも、身だしなみを整えることは有効だ。最初は、見た目で判断されやすい。身だしなみに、こだわろう。

【良い例】※太字は具体例

恋愛には、いろいろなテクニックがある。中でも、自分を安売りしないことは有効だ。余裕をもっている方が、断然モテる。「恋人なんて、いてもいなくてもいい」という態度を、大事にしよう。

「身だしなみを整えること」は、ありきたりすぎて、つまらない。一方「自分を安売りしないこと」には、深い納得感がある。

「ちょっとした意外性」のある具体例を選ぶことは、伝わる文章を書く大事なコツだ。

2.数字は最強の具体例

「最大70%OFF」といった数字に、思わず足をとめた経験はないだろうか?「大幅割引」と言われるよりも、「最大70%OFF」のように、具体的な数字の方が心に響く。

文章でも数字は強力な具体例だ。例文で数字の頼もしさを確認してみよう!

【悪い例】※太字は具体例

ネット上の情報は増え続けている。ここ数年で、何倍にも増えた。

【良い例】※太字は具体例

ネット上の情報は増え続けている。総務省の統計では、2000年から2020年で、6,450倍にも増えた。

上記の例文からも、数字がいかに優れた具体例であるかが一目瞭然だ。

具体例は選び方次第で、読み手の心を大きく動かす武器になる。次の2つのコツを意識して、読み手に伝わる具体例を選ぼう。

  • ちょっとした意外性
  • 数字(統計)

⑤一文一意

一文の適切な長さは、最大でも80文字と言われている。「AはBだ」のように、ひとつの文が、ひとつの意味だけを表すように書くのが原則だ。

つまり、一文一意で書くことを意識すると、伝わりやすくなる。

次の例文のように、ダラダラと長くなってしまうと、意味が伝わりづらくなってしまう。

【悪い例文】

魅力的な文章の書き出しの1つに「セリフではじめる」という手法があり、たとえば「営業は誠意だと教わり、ハッとした」といった書き出しは面白い。

「一文は最大でも80文字以内」という原則を無視すると、上記の例文のように、伝わりづらい内容になってしまう。

一文が長くなってしまったときは、下記例文のように、いくつかの文に分割すると読みやすくなる。

【良い例】

魅力的な文章の書き出しの1つに「セリフではじめる」という手法がある。たとえば「営業は誠意だと教わり、ハッとした」といった書き出しは面白い。

一文が短くなり、明らかに読みやすくなった。

一文が長くなりすぎたときは、一文一意になるよう、意味の区切りで分割しよう。

⑥語尾にバリエーションをつける

語尾に-バリエーションを-つける

同じ語尾を多用すると、退屈な文章になってしまうので注意が必要だ。語尾にバリエーションをつけるだけで、文章は、だいぶ読みやすくなる。

イメージしづらいと思うので、早速、具体例で確認しよう。

【悪い例】

同じ語尾の連続は、避けます。同じ語尾が連続すると、読み手は飽きてしまいます。語尾に気を配ることは、意外と大切だと言えます

【良い例】

同じ語尾の連続は、避けます。同じ語尾が連続する、読み手は飽きてしまうからです。語尾に気を配りましょう

悪い例文は「ます→ます→ます」と同じ語尾が3回も続いており、読みづらい。

一方、良い例文は、語尾にバリエーションがあるので、だいぶ読みやすい文章になっている。

細かいことに思えるかもしれないが、語尾にバリエーションをつけることは、文章の書き方の基本的なコツの1つである。

⑦「こそあど」言葉の多用を避ける

指示代名詞はなるべく使わない

「これ」「それ」「あれ」「どれ」や、「この」「その」「あの」「どの」といった指示代名詞のことを、こそあど言葉と言う。

「こそあど言葉」を多用すると、途端に文章がわかりづらくなるので、必要最小限にとどめるのが賢明だ。

早速、例文を確認してみよう。

【悪い例】

適度はストレスは役立つ。そのように考えれば、それは本当に、自分の味方になる。

【良い例】

「適度なストレスは役立つ」と考えれば、ストレスは本当に、自分の味方になる。

「こそあど言葉」を使っていないので、良い例の方が、圧倒的にわかりやすい。

「こそあど言葉」の使用は、できるだけ避けよう。

⑧接続詞の使い方のコツ

✕そして-◯しかし

「そして」「なぜなら」「だから」といった順接の接続詞を多用すると、伝わりづらい文章になってしまう。

たしかに、接続詞は文と文との関係を表すので、一見すると便利だ。しかし「そして」に代表される、順接の接続詞は文章をくどくしてしまうので、なるべく使わないようにしよう。

一方「しかし」「だが」「ところが」といった逆説の接続詞は、ちゃんと書いた方がわかりやすい文章になる。すべての接続詞がマイナスなわけではないのだ。

早速、例文で確認してみよう!

【悪い例】※太字は接続詞

ステーキはうまい。そして、からあげも美味しい。だから、私の好きな言葉は「からあげ」だ。食べすぎには注意が必要だ。

【良い例】※太字は接続詞

ステーキはうまい。からあげも美味しい。私の好きな言葉は「からあげ」だ。でも、食べすぎには注意が必要だ。

良い例のように「そして」「だから」などの、順接の接続詞は使わず「でも」のような逆説の接続詞だけを用いると、一気に読みやすい文章になる。

「そして」「なぜなら」「だから」といった、順接の接続詞は、必要最小限にとどめよう。

⑨論点がブレないようにするコツ

続いて、誰でも今すぐ簡単にできる、論点がブレないように文章を書くコツをお伝えしたい。プロのライターも愛用する方法だ。

論点がブレることを防ぐには下記の画像のように、これから書く文章中で使うであろう、主要キーワードの一覧表を作ると効果絶大だ。

実際に、上記の主要キーワードを使って作文すると次のようになる。

箱根旅行で一番印象に残っているのは抹茶だ。真っ黒で本当にコーヒーの香りがする温泉につかり、風呂上がりに甘味処で出会った「冷たい抹茶」は、最高だった。

旅行の感想は意外に書くのが難しいのだが、事前に「主要キーワードの一覧表」を準備しておくと、うそのようにスラスラと言葉がでてくる。

書く前の「ちょっとした準備」が、論点の整ったリズムの良い文章をつくるので、是非試してみてほしい。

⑩少ない文章量で正しく伝えるコツ

情報量が同じなら、より短く、簡潔にまとまった文章ほど伝わりやすい。

「継続は力なり」「千里の道も一歩から」「灯台もと暗し」といった「ことわざ」は、少ない文章量で、多くの情報を伝えている。

早速例文で簡潔にまとまった文章と、ダラダラと長い文章を見比べてみよう!

【悪い例】

論理とは関係性のことであり、「文Aと文Bの間に、どのような関係があるか?」のことである。

【良い例】

論理とは文と文との関係である。

良い例は同じ情報を、わかりやすさを損なうことなく、短い一文にまとめている。

そのため、めちゃくちゃ伝わる文章だ。

思いつきでバーっと書くのではなく、事前に考え抜いて、言葉と誠実に向き合うようにしよう!

「より少ない文章量で、より多くの情報を、わかりやすく伝えるにはどうすればいいか?」を徹底的に考えよう。

誠実に言葉に向き合い、考え抜き、的確過不足なく簡潔に情報を伝えるには「準備」がキー・ポイントだ。

準備にはマインドマップが驚くほど役立つので、是非活用してみてほしい。

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執筆用の無料マインドマップツールとしてはbrainioがおすすめだ!無料プランでも10個までマインドマップを作ることができる。シンプルなデザインだが、使い勝手は抜群だ。

まとめ:伝わる文章を書く10のコツ!

  • PREP法で、説得力のある文章を書く
  • やさしい言葉で、共感される文章を書く
  • 漢字とひらがなのバランスを大事にする
  • 良い具体例を選ぶ
  • 一文一意、一文80文字以内
  • 語尾にバリエーションをつける
  • 「こそあど言葉」の多用を避ける
  • 主要キーワードの一覧表を準備してから書く
  • より多くの情報を、より少ない文章量で伝える

読まれる文章のポイントは「イメージできない」「納得できない」「関係ない」の、3点を徹底的に取り除くことだ。

Webライターとして私が培ってきたノウハウを、なるべくわかりやすく伝えたが、もし質問があればお気軽にコメントしてほしい。

この記事をうまく活用して、パッと見てスッと心に響くような文章を書いてみよう。

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