PV(ページビュー)、UU(ユニークユーザー)と難しいWebマーケティング用語を前に、混乱している方も少なくないのではないでしょうか。
でも、どうかご安心ください。この記事を読めばPVとUUの違いが面白いほど理解できますので。
当記事を活用して、Googleアナリティクスなどのアクセス解析ソフトを使いこなして、サイト運営の問題を解決できるようになるための第1歩を踏み出しましょう!
PV(ページビュー)とは?
PVとはホームページ(Webサイト)内でのページ閲覧数をカウントした数値を指します。
PV数(ページ閲覧数)は、Webサイトの改善をする上で最も一般的で、必要不可欠な指標です。
PVとはページ閲覧数のこと!
ここで注意したいのは、ユーザー数が「1人」でも、ページ閲覧数も「1PV」とは限らないことです。
Webサイトを閲覧するとき、1人で何ページも見るって、よくあることですよね?
たとえば私なら、Amazonでいろいろな本を物色していると、楽しくなって1人で10ページも20ページも見てしまうことがよくあります。
私がAmazonでショッピングを楽しんでいるとき、ユーザー数は「1人」でも、PV数は「10~20」になることが多いわけです。
ユーザー数(訪問者数)が1人でも、PV数も1とは限らない!
これがPVとUUの違いを理解する最大のポイントと言えます!
さて、次は「UU(ユニークユーザー)数とは何か?」を確認していきましょう。
PVとUUの違い
UU数とは、Webサイトへの訪問者数をカウントした数値のことです。
つまりUU数は「何人がWebサイトに訪れたか?」を表す指標です。
UU数もPV数と並んでWebサイトの改善に欠かせない重要な指標と言えます。
さて、先程、「ユーザー数が1人でも、PV数が1とは限らない」というお話をしましたね。
このときのユーザー数こそUU数です。
UU数=一定期間内にWebサイトに訪れたユーザーの数!
たとえば、Aさんが◯◯商事のホームページ(Webサイト)に訪問し、「トップページ」「会社概要」「事業内容」の3ページを閲覧して帰ったとします。
このときユーザー数(UU数)は、Aさんだけなので1ですよね。
でも、PV数は3ページ閲覧されているので、3になります。
もちろん今月のWebサイトへの訪問者数が10人で、どの人も1ページだけ見て帰ったのであれば、UU数は10、PV数も10です。
このようにPV数とUU数が、たまたま一致することはあります。
ですが、1人が10ページ閲覧して帰った10PVと、5人の訪問者が、それぞれ2ページ閲覧して帰った10PVとでは、同じ10PVでもかなり意味が違ってきますよね。
そこで、PVだけを見ていてもWebサイトの改善は難しいので、PVとUUという2つの指標で、アクセス数を分析するわけです。
アクセス数をGoogleアナリティクスなどのアクセス解析ツールで、PVとUUに分けて考えることで、サイト改善に役立つデータが得られる!
ここで「PVとUUの違い」を簡単にまとめると以下のようになります。
その他のアクセス数を測る指標
PV数、UU数と並んで、アクセス数を分析するためによく使われる指標に「セッション数」があります。
セッションとは「ユーザーがサイトに訪問してから、離脱するまで」を指します。
UU数とセッション数の違い
たとえば、次のような訪問があったとします。
この場合、7月1日のUU数は1ですが、同じAさんの訪問でもセッション数は2になります。Googleアナリティクスでは、ある人物がいったんWebサイトにアクセスして、離脱してから30分以上経つと、別セッション扱いになるからです。
たとえば私なら1日に3回くらいAmazonをダラダラと眺めることがあります。この場合も、Amazonから見ると、UU数は1ですが、セッション数は3になります。
セッション数:ユーザーがサイトに訪問してから離脱するまでのこと!
まとめ
PVとUUの違いを把握することは、Webマーケティングの第1歩です。
この記事を通じて、読者様のWebサイトが、より良いものになることを願っております!
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