メソポタミア文明の練習問題9題!一問一答で覚える世界史B

高校世界史B問題集

メソポタミア文明の問題集9題

【問題1】世界の四大文明とは(  )文明・エジプト文明・インダス文明・中国文明の4つである。

解答解説1
正解はメソポタミア文明です。また、これに中米のマヤ・アステカ文明と南米のインカ文明を加えて六大文明と呼ぶこともあります。なお、四大文明のうち、メソポタミア文明エジプト文明が開花したのがオリエントです。

オリエント=メソポタミア+エジプト!

【問題2】メソポタミア文明は(  )川の流域に成立した。

解答解説2
正解はティグリス・ユーフラテスです。そもそもメソポタミアとはギリシア語で「川の間の土地」という意味の言葉です。つまりメソポタミアとはティグリス川とユーフラテス川の間に位置する地域ですね。なお、メソポタミアは、ほぼ現在のイラクにあたります。

【問題3】エジプト文明は(  )川の流域に成立した。

解答解説3
正解はナイルです。古代ギリシアの歴史家、ヘロドトスの記した『歴史』には、「エジプトはナイルのたまもの」という記述がありますよ。つまりナイル川は古代エジプト文明を誕生させた大河というわけですね。

【問題4】オリエントにはいくつかの大河が流れ、かなり早い時期から、大河の定期的な氾濫を利用した(  )が発達した。

解答解説4
正解は灌漑農業かんがいのうぎょうです。灌漑農業とは水路を建築して人工的に水を引いてきて行う農業のことです。

【問題5】メソポタミアで最初に活躍した民族系統不明の民族を何というか?

解答解説5
正解はシュメール人です。シュメール人はメソポタミアで最古の文明を築いた民族です。太陰暦たいいんれき六十進法楔形文字くさびがたもじなど高度な知識をもっていました。

【問題6】シュメール人が建設した代表的な都市国家を3つ挙げよ。

解答解説6
正解はウルウルクラガシュです。これらの都市国家は、メソポタミア南部に建設されました。それぞれの都市国家には守護神をまつ聖塔せいとうであるジッグラトがありましたよ。

【問題7】シュメール人が用いた文字を何というか?

解答解説7
正解は楔形文字くさびがたもじです。楔形文字はシュメール人がつくった文字で、その後広く、古代オリエント諸国で使用されました。

【問題8】シュメール人国家を征服し、初めてメソポタミアを統一した民族を何というか?

解答解説8
正解はアッカド人です。アッカド人はセム系の民族で、国王サルゴン1世の時代に、シュメール人の都市国家を次々に征服し、メソポタミアで一番最初の統一国家を建国しました

メソポタミアは広大な平野が広がる開放的な地形のため、様々な民族が侵入し、興亡を繰り返しました。

【問題9】紀元前2000年頃、メソポタミアを再統一し、バビロン第一王朝(古バビロニア王国)を建国したセム系の民族を何というか?

解答解説9
正解はアムル人です。一番最初にメソポタミアを統一したのがアッカド人で、2番目にメソポタミア統一に成功したのがセム系のアムル人です。メソポタミアは本当に民族の入れ替わりが激しいですね!

シュメール人アッカド人アムル人

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