2017年 冬の経過

全体の経過

2016年の冬は大変な悪化をしたので、次の冬、つまり2017年の冬も、かなり悪化するだろうと想定していました。

そこで、悪化することが前もってわかっているなら、何らかの対策を取るべきだと考えました。

去年は温泉で最悪期を乗り切りました。したがって、今年も温泉へ行くことにしました。

症状がひどく悪化する前に、湯治である程度炎症を改善させておこうという目論見です。

というわけで、冬の初めに1週間ほど温泉へ行きました。

湯治では、くすぶり始めた症状に対して、想定通りの回復がありました。

しかしながら、温泉から帰ってきてから問題が起きました。

その後1週間と経たないうちに、太腿から滲出液が出てきたのです。

これは結構なショックでした。最後の切り札ともいえる温泉へ行った後に、悪化が再開したからです。

さらに、日に日に状況は悪くなり、ついに元旦には、顔から滲出液が漏れるという大変嫌な思いをする羽目になりました。

 

さて、温泉という切り札を切った後ですから、真剣に、温泉なしでどうしたら良いかを考えました。

(以下、個人的経験にすぎないので真似をしないでください)。

まず、顔からの滲出液対策です。

なぜ、このとき滲出液が出たのかを思い返すと、脱風呂が原因であったと思われます。

年末、私は風邪をひいたため、湯冷めをしないようシャワーを浴びず風呂にも浸からず、実質的に脱風呂を実践していました。

その数日後の朝、皮膚の奥から湧き上がるような猛烈な顔のかゆみに襲われたのです。

そして強く顔を擦ったため、顔から滲出液が出てきたものと思われます。

そこで、対策としては、脱風呂をやめ、シャワーを浴び、石けんを使ってしっかりと顔を洗いました。すると、顔からの浸出液は翌日に止まりました。

 

次に、太腿からの滲出液対策です。

皮膚症状全体の悪化は、冬の到来とともに始まったので、気温低下等による血行不良が一因にあると推測しました。

血行を促進させる手軽な方法といえば、入浴です。そこで、毎日入浴するようにしました。ときには動悸が感じられるくらいに血行を促進させました。

併せて、諸事情からあまり行えていなかった運動を再開しました。入浴と運動により、血行促進と発汗の効果を得ようとしたのです。

しばらくして、太腿からの滲出液は止まり、以降は緩やかな改善傾向に入ることができました。

全体として去年と比較すると、辛い時期は1か月くらいとより短く、悪化の波はより小さなものでした。

細かいところでは、去年は手湿疹が夏まで残ったのに対し、今回の悪化では手湿疹が現時点でほぼ治っています。

ステロイド、プロトピック、保湿剤等の外用薬および内服薬等は一切使用していません。

皮膚清浄、血行促進および発汗の効果があったものと思われます。

さらに、今年は、冬を通じて、保湿剤を使いたいという欲求と、マスクをしたいという欲求がまったく起こりませんでした。そして、実際に一度も使いませんでした。

 

ただし、複雑な思いもあります。

まず、私はこうした対策を、皮膚科医に相談することなく、一人で捻り出しました。

皮膚科医の解決手段は第一に薬です。しかしそれでは一時的な解決にしかなりません。

ですから、仮に皮膚科医に相談しても、有益なアドバイスは得られなかっただろうと思います。こうした皮膚科診療の現実に暗澹たる気持ちになるのです。

次に、今回は偶然うまくいったけれども、次回に同じようにうまくいくとは限らないのではないか、という不安があります。皮膚の状態が不安定だからです。

とりわけ、石けんの使い方が難しいと感じます。今回は積極的に石けんを使用しましたが、もしかしたら洗いすぎているかもしれません。

けれども、顔を洗わないことで今回は異常が生じたわけですし、特に上半身は垢がたまると痒くなる実感があるのです。

さらに、保湿剤を使用しなかったとはいえ、ほぼ毎日入浴するという保湿状態にさらしたことが、正常ではない皮膚に悪影響を及ぼすのではないかという懸念もあります。

しかし、入浴に耐えられるほどには保湿依存状態が改善しているのかもしれません。今では入浴後の乾燥で痛むことはありません。

 

他方、明らかに悪いこととして、アミロイド苔癬とみられる丘疹が広がり、寒暖差によるとみられる蕁麻疹がますますひどくなっていることは、つけ加えておかねばなりません。

ともあれ、今年の冬はどうにか乗り越えることができました。

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